親孝行から孔子へ (7)知者と仁者。
前回は、
自分を知ることが
学びにつながる
というお話を書きました。
『論語』には、
「知者(ちしゃ)」と「仁者(じんしゃ)」
という言葉が出てきます。
「知者」と「仁者」を
孔子は次のように表現しています。
知者は水を楽しむ。
仁者は山を楽しむ。知者は動く。
仁者は静かなり。知者は楽しむ。
仁者は寿(いのちなが)し。
-『論語』雍也篇(ようやへん)より-
楽しむ物の相違は、態度の中にも生き様にも現れる。
意味は次のようになります。
『 知者は流れてやまない
水の姿の中に楽しみを感じ、
仁者は動じることのない
山の姿の中に楽しみを感じる。
知者は活動的で、
仁者は落ち着いている。
このようにして
知者は
人生の変化の流れの中で
生きる喜びを感じ、楽しみの境涯を送り、
仁者は
外物に動揺することなく
無理のないゆったりとした人生を楽しみ、
安心して長寿を保つ。』
この孔子の説明に対して
質問をした弟子がいました。
この続きは、
次回ご紹介したいと思います。
