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骨から芸術へ (1) 美しき解剖書『ファブリカ』の価値

    
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骨から芸術へ (1) 美しき解剖書『ファブリカ』の価値

人体の骨格のつくり(鉛筆) by Nori



近代医学の基礎を築いた解剖書『ファブリカ』


 
前回、

人体の骨格
の勉強をしていることを書きました。
 


 

そのときに紹介した、

アンドレアス・ヴェサリウスの著作
『ファブリカ』ですが、
 

解剖学の専門書として
1543 年に出版されて以来、

近代医学の発展に計り知れない貢献をした
と評価されている
 

実は大変貴重な書物なのです。
 
 

アンドレアス・ヴェサリウス著『ファブリカ』の価値

 
『ファブリカ』の価値は、

その専門書としての
学術的な研究内容だけでなく、
 

なんといっても
美しい解剖図とのコンビネーションに

大きな特徴があります。
 

そのため、

『ファブリカ』は
すぐれた科学者と芸術家の協力によって誕生した、

と言われています。
 

その初版の価値は
2,000万円は下らないそうです。
 

あまりに美しい解剖図に、

わたしも思わず
スケッチブックに描き写さずには
いられませんでした。
 

『ファブリカ』初版の現存と複製版。

 
20世紀に行われた調査によると、

『ファブリカ』の初版は
世界に154冊現存し、

日本には7冊が存在しているそうです。
 

また、
複写印刷したファクシミリ版

というものもあります。
 

日本でも
『ファブリカ』ファクシミリ版が

日本語の解説冊子と共に出版されています。
 

次回は、

著者アンドレアス・ヴェサリウスの
人物像について
 

書いてみようと思います。






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