透明水彩と運命?
前回のお話しで出てきた画材だけでも、絵を描くための画材にはいくつもの選択肢があります。それなのに、例えば「透明水彩」というあえて失敗できない画材をわざわざ選ぶというのは一体どういった趣向なのでしょう(ふふふ)。
今回は、そのあたりについて書いてみたいと思います。
制作のスタイルとして、まず最初に「自分が探究したいテーマ」があって、そのためにはどの画材を使うのか?という部分から深く掘り下げて、画材自体も各自の探求するテーマや課題に沿って選んだり、あるいは変えたりしながら作品へと昇華させていくというスタイルがあります。
一方で、水彩画家、日本画家、といったように、まず最初に「自分が扱いたい画材」が定まっていて、その画材の特性や可能性を探求しながら作品に向き合うスタイルもあります。
私は後者のスタイルで、大人になってから透明水彩の美しさに圧倒的な魅力を感じ、絵を学んだ経験もないままに、衝動に突き動かされるようにして筆を執りました。
画材選びは、その人が何を大切にし、何を人生の課題として探求しているのかを静かに物語る、大切なメッセージとも言えそうですね。
また、どうぞお付き合いくださいませ🌸
NORi